軽自動車の売却の際の査定価格に大きく影響すると言われる走行距離、普通車でも走行距離は査定価格を出すうえでのウエイトは大きいと言われますが、軽自動車の査定はそれ以上だと言われます。
軽自動車は、エンジンの排気量の規制がありますね!最大660tです。
660tのエンジンで1トンほどの車体を動かしています。
エンジンへの負担は、普通車よりも大きいと言えます。この負担のエンジンへの負担の大きさが、軽自動車を中古車で売却する際の査定価格に大きく影響すると言えます。
軽自動車の走行距離が中古車査定で大きく影響するということがここまででもお判りいただけたのではないでしょうか?
軽自動車で走行距離が多いとそれだけ車の痛みが進んでいることになります。故障などのリスクも大きくなります。
中古車市場では、程度や走行距離で販売価格が大きく変わります。
特に走行距離は、中古車の価格を決めるのに大きな指数だと言えます。
大体、普通車の中古車の場合、1年に1万キロ走行が基準です。軽自動車も同じく年に1万キロが基準になるようです。
ただ、軽自動車の中古車は、5万キロ以上走行している場合、中古車価格が急激に下がることがあります。
軽自動車は、普通車よりも走行距離には中古車市場では敏感で、販売価格にも査定価格にも影響が大きいと言えます。
同じ年式、同じ車種、グレードでも走行距離が違えば、買取価格も大きく差が出ると言えます。
走行距離で軽自動車の査定価格が変わることはお判りの方は多いと思いますが、走行距離でどれほどの査定価格に差が出るのかはわかりませんよね!
そこで軽自動車の査定で走行距離が与える影響、価格を調べました。
走行距離と査定価格は、それほど簡単ではありませんが、1年に1万キロと言われますが、どのような意味でしょうか?
1年に1万キロ走行が、自動車の利用の基準でそれ以上多い場合は、使用頻度が多い、それよりも少ないと使用頻度が少ないことになります。
使用頻度が多い車、中古車は、程度も悪くなることや消耗品や駆動系への負担も大きくなります。
したがって、中古車で販売する際に、販売価格を安くしなければ売れないので、買取する際の査定価格も安くなります。
1年1万キロなら中古車としても高く売れます。
しかし、それ以上の走行距離の場合は、マイナス査定も覚悟しなければいけません。
3年落ちの中古車で3万キロの走行距離の車と5万キロの走行距離の車なら程度が同じでも価格の差が出てきますね!
では、走行距離ではどれくらいの価格際になるのでしょうか?
これは、車種や年式によっても違ってきますし、人気車種かそうでない車種かでも違ってくると言えます。
ただ、軽自動車は、走行距離が多くなるほど、査定価格が下がる幅が大きくなります。
3年落ちの軽自動車で1万キロ走行距離が多くなることで10万〜20万円程度査定価格が下がることも珍しくありません。
当サイトで調べた結果の軽自動車の走行距離の査定価格への影響は、
1万キロで10万円から15万円です。
3万キロと軽自動車の中古車と4万キロの軽自動車の中古車では、10万円の査定価格の差が出るということです。
それに加えて、走行距離が多いとそれだけ使用されている時間が長くなることによる程度も影響することになるので、10万円以上の差が出ることがほとんどだと言えます。
ただ、走行距離の査定価格は業者によっても違ってくることも確認できているので、同じ走行距離の軽自動車でも査定に出す業者によって評価が変わることも多いと言えます。
3年から4年落ちの各車種の3万キロ、5万キロの買取相場を調べました、まったく同じような程度やボディカラー、オプションの車、車種での価格差でないので正確な差額ではありません。
ただ、車種やモデルのよって、2万キロの走行距離の差が大きい場合とそうでない場合があるのは興味深い結果だと思います。
車種 | 3万キロ | 5万キロ | 差額 |
---|---|---|---|
ワゴンR | 64万円 | 43万円 | 21万円 |
ジムニー | 98万円 | 88万円 | 10万円 |
タント | 82万円 | 67万円 | 15万円 |
N-BOX | 92万円 | 78万円 | 14万円 |
ミラ | 51万円 | 30万円 | 19万円 |
ムーヴ | 63万円 | 43万円 | 20万円 |
ラパン | 79万円 | 62万円 | 17万円 |
コペン | 95万円 | 85万円 | 10万円 |
しゃふ、モデルのよっては、走行距離が増えてもそれほど査定価格に差が出ないこともあります。
ジムニーやコペンなどは、走行距離が多少多くなっても買取価格への影響も限定的な車種もあります。
しかし、ほとんどの軽自動車は、走行距離が与える査定価格は大きく、1万キロで10万円程度の差は普通に出てきます。
また、5万キロを超えると1万キロの比重が大きくなることも多く、軽自動車の中古車で5万キロ以上走行したものは、査定価格が極端に安くなるこちょも珍しいことではありません。
1年に1万キロまでなら5年落ちまでの軽自動車の中古車は、高く売れやすく、それ以上の走行距離の軽自動車は、マイナス査定になりやすくなります。
また、5年落ちまででも5万キロをオーバーした軽自動車の中古車もマイナス査定になると言えます。